市民的コンピューティングの推進について
銀鮒の里学校では、civictech(シビックテック;市民主体的なIT運用による公共的課題解決(ソリューション)の実現に向けての取り組み)の考え方に賛同し、Linuxの普及をはじめとした市民的コンピューティングを推進しています。
マイクロソフト社(※注)のWindowsやインテル社のCPUが独占的シェアにある最中で、CAI(コンピュータ活用教育)が進められることは、教育への商業主義の浸透をも意味することになり、ひいてはコンシューマリズムの堕落をも招きかねません。その一方で、Linuxは「みんなにコンピュータ環境を」との理念で市民主体的に開発が進められてきた、世界で最も実用性の高い、オープンソースの市民的システムとして認知されています。OSとそれに付随するオフィス系などのソフトウェアは、基本的にはすべて無償で使うことができます。
そこで銀鮒の里学校は、Linuxディストリビューションのひとつであるedubuntu(ubuntuの教育向けパッケージ)をAMD製などの非インテルCPU搭載のコンピュータで実行することなどを通じて、市民的コンピューティングの推進に取り組んでいます。(Web更新や事務局からのメール連絡などでも運用しています。)
市民的コンピューティングの取り組みに関しまして、みなさまのご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
Linuxはすでにあらゆるところでの利用実績があり、信頼されています。
特長 | 詳細 |
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セキュリティ性能が高い |
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Windowsと同様の操作感覚 |
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優れたメンテナンス性 | Linuxのファイルシステムであるext3/ext4はフラグメンテーションによるパフォーマンス低下がないため、FATやNTFSのようなデフラグの必要がありません。 |
AMD製CPUに最適 | オフィス利用や教育利用に最適のAMD製CPUの優れたパフォーマンスを発揮するOSです。 |
経費削減の最有力選択肢 |
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まじめなOS | WindowsやMacのような露骨なゲーム誘導がなく、クリーンで安心できる作業環境を実現できます。 |
※注:マイクロソフト社CEOのビル・ゲイツ氏は、モンサント社の大株主として名を連ねているとされています。また、Windows8の頃から、OS上での自社製ゲーム(Xbox360)との連携を図っています。