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銀鮒の里学校について

銀鮒の里学校(ぎんぶなのさとがっこう)は、「昭和のくらし」をメインコンセプトとしたESDプログラムの開発や実践的研究に取り組む、営利を目的としない、市民発・民間の教育機関(市民学校)です。銀鮒の里学校のコンセプトは、「こころ豊かなくらしの学校」。学びが活きる、知恵を活かすくらしの再興により、本来の「日本のこころ」をとりもどし、「真の意味での豊かさ」を主体的に創造する能力を養います。

現在、直接的な教育活動に取り組む、おもな活動地域は、大阪府北部地域と兵庫県阪神・神戸東部地域で、地域の青少年団体やNPO、教育委員会などとの協働により、昭和のくらしESDプログラムの実践による教育活動をすすめています。また、インターネットを活用した、オンラインでの全国的な取り組みも視野に入れて、活動に取り組んでいます。(オルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」開校後は、開校地域によっては、直接的な教育活動を行う地域が変わることがあります。)

全国を対象に、開校地を探しています

銀鮒の里学校では、全国を対象に、オルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」の開校場所となる廃校などを探しています。自治体や自治体と協働する公益団体などからの開校誘致提案があれば、それを優先いたします。詳しくは、銀鮒の里プロジェクトのディレクトリをご参照ください。

銀鮒(ぎんぶな)について

銀鮒(ぎんぶな)は、日本の流れが緩やかな川や池、湖などに生息する、コイ科の淡水魚です。環境適応力、とくに有機性の汚濁に対する適応力が高く、性格が温和で、メダカやドジョウといった、より小さな魚ともなかよく泳ぐさまから、「粘り強さ」(市民運動・意見をはっきり言う市民)や「平和」の象徴となっています。また、唱歌「ふるさと」「春の小川」「どじょっこふなっこ」などに、「小鮒」(子どもの銀鮒)「ふなっこ」(東北地方における鮒の愛称)として登場したり、銀鮒を使った郷土料理が各地に存在するなど、古くから、地味ながらも人里で愛される存在の魚です。このような、銀鮒のように芯が強く、慕われる生き方ができる人を育てたいという願いが、この「銀鮒の里学校」の学校名には込められています。