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不登校・無気力・いじめ問題に関しての取り組み

時間を限った詰め込み型で、本音では画一化を是とした公教育の学校では、子どもが「学校がおもしろくない」と訴えても、まったく不思議なことではありません。いまの公教育に問題があるのであり、子どもにはなんら非はないというケースがほとんどです。銀鮒の里学校では、公立学校でのスクール・ソーシャルワーカー(SSW)や臨床心理士が行っているような、よくあるカウンセリングとは異なる、市民的なあたたかみを大切にしたカウンセリング窓口「ぎんぶなのあなぐら」を開設しています。銀鮒の里学校の発起人は、小・中学校時代を公立学校で過ごし、壮絶ないじめに遭い続けてきました。周りの人とちがうことを理由に仲間はずれにされたり、からかわれたりもしました。自殺願望を持ったことさえありました。だからこそ、いじめなどで不登校に悩み苦しむ子どもたちの気持ちは痛いほどよくわかるのです。実際に自身が苦しんできたことをもとに対話するので、「ひとりではない」という気持ちを持つことができ、相談者の確かな自信につながるのです。不登校や無気力、いじめ問題で悩んでいて、それでもなにかを見つけて積極的な自分になりたいという人や、公立学校や教育委員会の相談サービスでは解決でききずに悩んでいる人は、「ぎんぶなのあなぐら」にお入りください。総合窓口で、相談の申し込みを受け付けています。必要に応じて、公立学校や教育委員会との交渉の場を設定することもできます。秘密厳守ですので、安心して相談してください。

学びの場は、いま通う学校だけではありません。とくに、学ぶことに積極的でありたいと願う子どもたちの希望を、いじめなどで台無しにするようなことは、決してあってはならないと思います。そのような、潜在的には積極的ななにかを持っている子どもたちに、市民的に学ぶ希望を感じる場をとの想いで立ち上げる市民の学校、それが、オルタナティブ・スクールなのです。