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銀鮒の里プロジェクト

廃校活用開校プロジェクト【一般向け情報】

よくある質問

Q1. 銀鮒の里学校は男女共学ですか?

A. はい。銀鮒の里学校は男女共学です。SDGsにも掲げられているジェンダー(男女平等・男女機会均等)教育を推進します。

Q2. 銀鮒の里学校は、銀鮒を養殖しているのですか?

A. いいえ。銀鮒とは、強くてやさしい市民の教育的象徴としている魚であり、養殖をしているわけではありませんが、象徴となっている銀鮒の生態から学んでほしいという教育上の配慮から、学校内での銀鮒の飼育は、何らかのかたちでしてみたいと考えています。

Q3. 銀鮒の里学校は、特定の政党や政治団体とは関係がないのですか?

A. 新しい公共を担う立場上、銀鮒の里学校として、特定の政党や政治団体と関係を持つことはありません。(但し、学校外において、各個人の責任において行うことについては、これを妨げないものとします。)

Q4. 銀鮒の里学校は、特定の宗教団体とは関係がないのですか?

A. 新しい公共を担う立場上、銀鮒の里学校として、特定の宗教団体と関係を持つことはありません。(但し、学校外において、各個人の責任において行うことについては、これを妨げないものとします。)

Q5. 銀鮒の里学校は、入学者選抜試験を行いますか?

A. 入学希望者につきましては、学校生活上重大な問題がないと判断されるかぎり、原則として入学を許可します。一般的な学力試験による選抜は行いませんが、対話実践による簡単な適性試験は実施する予定です。

Q6. 銀鮒の里学校は、既存の公立学校や教育委員会とはどのような関係を持っていきますか?

A. ESDに取り組む教育機関として、既存の公立学校や教育委員会とは、相互協力関係を保ちたいと考えております。また、地域内外の公立学校や教育委員会から視察や研修、イベント開催等にかかる要請があった場合には、可能なかぎり柔軟に対応させていただきたいと考えております。

Q7. オルタナティブ・スクールとは、公立学校の生活に適応できない問題児が行く学校という印象がありますが?

A. もし、そのように思われているのであれば、偏見に基づく誤解ですので、正していただきたいと思います。今日の公立学校にあっては、適応できない理由は一つではありません。なかでも、見過ごされるケースが多いのが、よく「まじめすぎる」と評されるがゆえに適応できない子どもです。そのような子どもにとっては、周囲がまじめではなく、半強制的に迎合させられるケース、例えば、良好な交友関係を維持するために、商業的なゲームやアニメ、ジャンクフードに関心を持つことを余儀なくされるようなケースです。周囲のクラスメイトなどがあまり関心がないような、学問的なことなど、まじめなことに関心がある子どもは、周りに合わせることができないため、友達ができず、孤独を強いられたり、ひどい場合はいじめの対象にされることさえあります。そのような子どもたちが集まり、同様にまじめなことが好きな子どもどうしで友達ができ、能力を最大限に伸ばすことのできるような環境を提供するのが、オルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」の役割なのです。このようなコンセプトのオルタナティブ・スクールはこれまで日本にはなかったために、日本のオルタナティブ・スクールは、ネガティブな印象を持たれていたこともあります(オルタナティブ・スクール先進地域のヨーロッパでは、これまでも積極的な理由で、あえてオルタナティブ・スクールを選ぶというケースが多くなっています)が、銀鮒の里学校は、「学問やまじめなあそびが好きな子どもたちの願いをかなえるオルタナティブ・スクール」という、これまでになかったコンセプトを掲げ、それに基づく実践を積み重ねていくことで、オルタナティブ・スクールそのものの常識を変革していきたいと考えています。

Q8. 銀鮒の里学校は、経済的困窮世帯に対する考慮を行いますか?

A. SDGsにおきましても、すべての子どもに質の高い教育を平等に受ける機会を与えることが求められています。経済的困窮が、希望する教育を諦める理由にならないよう、経済的困窮世帯に対しましては、世帯収入状況や他の入学希望者の状況に応じて、学費の減免を行う予定です。

Q9. 銀鮒の里学校が廃校を活用することで、独占利用にはなりませんか?

A. 他の活用事例(物産加工所・レストラン・宿泊施設など)では、その運営者が廃校を買い上げ、独占的に使用するケースが多くなっていますが、新しい公共をつくる銀鮒の里学校は、そのような活用法は望みません。長年の歴史があり、地域の人々の想いが詰まった廃校の活用は、その地域に親しまれてこそだと考えます。だから、銀鮒の里学校では、銀鮒の里学校として活用しながらも、ご所有の自治体などとも協働し、地域の人々の要請に応じて、柔軟に活用できるような準公共施設としての機能を持たせることを提案します。

Q10. 銀鮒の里学校での学習内容が、学習指導要領をどのように含んでいるか、確認したいのですが?

銀鮒の里学校では、学習指導要領の内容を内包する学習カリキュラムを実践する予定ですが、そのことを理解していただく場として、放課後や休日などに、銀鮒の里教育について話し合い、理解を共有する公開サロンの開催を予定しています。

Q11. 銀鮒の里学校の給食はどのようになりますか?

銀鮒の里学校の教育は、保護者や地域の人々とのつながりも重視したいと考えています。その一環とする意味からも、銀鮒の里学校では、保護者の調理当番制による、子ども食堂方式の給食を実施したいと考えています。給食の献立も、毎月、保護者会で話し合って決定します。

Q12. 銀鮒の里学校に特徴的な規律には、どのようなものがありますか?

児童生徒が教育的に清浄な環境で安心して学校生活が送れるよう、次のような倫理規準を設けます。これらの倫理規準には、児童生徒のみではなく、教職員や保護者に関するものもあります。

  • 完全禁煙
  • ゲーム機およびその関連品の所持・持込禁止
  • 商業的アニメグッズ(およびそれに準ずるもの)の所持・持込禁止
  • スマートフォン・多機能携帯電話の所持・持込禁止(児童・生徒)
  • LINEおよびそれに類するゲームSNSの使用禁止(※例外として公式に認めるものを除く)
  • 頭髪の染毛・脱色の禁止
  • 合成界面活性剤を含む洗浄剤等の使用禁止(※環境等教育の実験試料としての用を除く)
  • 化学合成殺虫剤、化学合成忌避剤および化学合成殺菌剤の使用禁止(※例外として定めたものを除く)
  • マルチ商法およびこれに類する反消費者的行為の禁止
  • 学校内における政治活動・宗教活動の禁止(※但し、社会通念上、伝統祭事・民俗行事とみなされる範囲のものを除く)
  • その他、校紀を乱すと判断されることがら
Q.13. 公立学校での長期休暇(夏休み・冬休み・春休み)中は、どのような扱いになりますか?

とくに学校そのものが休業になるということはなく、季節ならではのあそびが中心の特別カリキュラムとなります。公立学校の長期休暇中の宿題に相当する量のまなびも行う予定で、児童・生徒にとって、公立学校の感覚と大きく変わることのないよう、配慮を行います。休業は一般的な企業や官公庁のカレンダーどおりとなります。

Q.14. オルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」が開校したら、拠点(本部・事務局)も変わりますか?

はい、もちろんです。オルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」の住所地が、法人としての銀鮒の里学校の本部・事務局になる予定です。