「真に純粋であること」が最も重要
銀鮒の里教育で最も重要な態度、それは、本物や正しいこと(真)をしっかり認識したうえで、純粋に考えて行動する態度です。
どうしても大人は「清濁併せのむ」という固定観念にとらわれがちですが、そのような傾向が強い人ほど、銀鮒の里教育は難しく感じられるものです。なぜなら、その固定観念が邪魔をするために、余計なことを勝手に考えてしまうからです。
逆に、正義感が強く、道理に反したことが認められないというような市民運動家気質の強い人にとっては、これほどシンプルでスマートな教育メソッドはないものです。なぜなら、正しいと信じることを正直にやり続ければいい、基本的にはそれだけだからです。 現実世界のほんものに六感※で触れながら、多面的に捉え、考えているありのままのことを表現し、対話するということの繰り返し。これが、銀鮒の里学校の能動学習(アクティブ・ラーニング)の基本スタイルです。
※六感=視覚(目)・嗅覚(鼻)・聴覚(耳)・味覚(口)・触覚(手などの皮膚)・管覚(のどから肛門まで)余計な思い込みを捨て、こどものために正しいと思うことは正々堂々とやる。それが基本です。