銀鮒の里プロジェクト
廃校活用開校プロジェクト【各自治体さま向け情報】
廃校活用基本案
一般的な考え方
学校のぬくもりを最大限に活かし、また、地域住民の想いに応える観点からも、原則として、使用に堪えないような状況ではないかぎり、改装・改築等は行わない予定です。どうしても改修等の必要がある場合は、ご所有の各自治体と協議させていただきます。
平日昼間はオルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」の正課教育の用途で使いますが、平日の放課後や土・日・祝日には、銀鮒の里学校で教室として使用しない部屋を対象に、ESD学習施設や公民館の会議室と同様の用途で活用できる場として開放し、銀鮒の里学校の教室は、都会や他地域からの子どもたちが里山のまなびを体験できるESDツーリズム施設として開放します。学校休業日には、学校そのものが、全く新しい発想の知的観光スポットとしての機能も兼ね備えます。
教室・体育館の活用について
当初案としては、一般教室は児童15〜20人につき1室、常勤教職員も児童15〜20人につき1名を目安に割り当てます。
空き教室に余裕がある場合は、加えて、創作活動を行うための教室を、児童15〜20人につき1室を割り当てます。
利用可能であれば、体育館の利活用も希望します。体育館は、一般的な小学校と同様の使い方のほか、子どものあそび場(放課後・休日も開放)としても活用します。地域住民のスポーツ団体等での利用希望があれば、可能なかぎり開放に協力します。
また、防災拠点として、地震や風水害などの災害時には、地域住民の避難場所としての利用に協力します。
給食・その他について
昼の給食は、銀鮒の里学校の児童(生徒)の保護者が当番制で調理を行う子ども食堂方式をとります。調理は、利用可能な場合は給食調理室にて、給食調理室が利用できない場合は、家庭科室もしくはその他の適切な場所を活用して行います。児童・生徒の希望等も考慮しながら、保護者会で毎月の献立の内容を決定します。
トイレはバイオトイレを活用する予定ですので、下水道未普及地域でも非水洗でも支障ありません。
また、職業教育の一環も兼ねて、高効率石けん工房「鮒庵」を理科室、その他適切な場所を活用して開設する予定です。
学校敷地内に職員宿舎がない場合は、銀鮒の里学校の教室などとして未使用の部屋のうち1〜2室程度を、職員執務室・宿舎として割り当てます。