ふなっ子 > 笑い鮒 > おとなのかたへ > 木のこままわし

保護者・教育活動に携わる方へ

木のこままわし

笑い鮒のこまについて

笑い鮒で使っているこまは、おもに九州産のマテガシ(マテバシイ)の無垢材を使った、正真正銘の木のこま(おもに九州地方で親しまれている、天面の軸がないタイプ)です。マテガシとは、どんぐりが実るブナ科の広葉樹で、伐採しても萌芽更新で若返ることのできるサステナブルな木材資源です。無垢の広葉樹材の子どもの肌に優しくなじむ感触は、他のコマにはない特長です。福岡県の木工工房による手作りのこまです。こままわしを通じて、木の温もりに親しめる木育効果や、木と金属という、感触のコントラストが明瞭な自然素材に親しむことができるという、銀鮒の里学校のこだわりが活きています。

その他にも、3歳以上くらいの幼児でも簡単に回せる手まわしごまやかわいいミニこま、ひもで引くこまの練習用に最適なケヤキ無垢材製のこま(ひもで引くタイプ)もあります。

対象年齢の目安について

ひもで回すこまの場合は、標準的なサイズで小学校低学年以上、特大サイズで小学校高学年〜成人向けです。(幼稚園児でも標準サイズの、小学校低学年でも特大サイズのこままわしに成功している人もいます。ぜひ挑戦してみてください。)

成功率が高い笑い鮒メソッド

自己肯定感を高めることにとことんこだわる銀鮒の里学校は、初めての子どもでも簡単に習得できるこま回しの方法を発案し、笑い鮒で実践しています。

無駄な動きがないシンプルな巻き方だから、初めての子どもも、これまで自信がなかった子どもも、その日のうちに習得できる子どもが続出。一見して難しく感じるこままわしだからこそ、成功したときの達成感が大きく、自己肯定感やモチベーションを高める効果が大きいのです。

こままわしの教育的意義

こままわしで最も重要なことは、「最初に強い巻き芯をつくる」ということです。これができていないと、ひもの巻きがほどけてしまい、こままわしは成功しません。よく「初心が大切」といいますが、その哲学は、こままわしにもよくあてはまります。お正月など、事始にこままわしをするとよいというのは、そういった哲学的な縁起をかつぐという意味もあるのです。

こまのひもを巻くには、握力と腕力、そして、根気強さ・粘り強さが必要です。こままわしでの成功体験を通じて、体力や精神力の鍛錬や自己肯定感の向上を図ることができます。

親子でも大人気

昭和の人気のあそびの定番といえるこままわしは、世代を超えて大人気。親子でこままわし対決を楽しむ方も多いです。また、子どもと同じように、親御さんにもこままわしのコツを伝授することもよくあります。親子の絆を強める場としても、ぜひ、笑い鮒にご参加ください。