ふなっ子 > 笑い鮒 > おとなのかたへ > ほっこり手あそび

保護者・教育活動に携わる方へ

ほっこり手あそび

スキンシップの大切さ

手をつないだり、手のひらをあわせるということは、その人と心身ともにつながるということを意味します。また、手のひらからは、手のぬくもりや手の「ばばっちい」元気など、いろいろ伝わり、交換し合います。それをよろこび、認め合うことを繰り返しているうちに、絆がより強いものとなり、信頼が生まれます。

元気な子どもは、たいていの場合、お互いに肌を接するスキンシップを求めてきます。子どもと接することで、何か迷ったことがあっても、子どもと手をつなげば、子どもも本音を話してくれたりして、何かわかることがあるはずです。このことは、こどもどうしでも、異世代間でもあてはまることです。ぜひ、できるだけ子どもとスキンシップを行い、子どもをとりまくいろいろな人とのこころの距離を近くするように心がけてください。

スキンシップで心得ておきたい基本

子どもと手をあわせると、自然と目線が子どもと同じ高さになりますが、これが大切です。同じ目線で話すということは、すなわち、対等な関係を意味し、子どもにとって話しやすい状態となります。また、子どもがタッチを求めてきたら、タッチしてあげてください。逆に、大人のほうからタッチを求めても、子どもたちは喜んでタッチしてくれます。昔ながらの手あそびやにぎにぎの科学あそびなど、スキンシップの動機付けはとても大切です。子どもが思わずスキンシップをしたくなることをしてみましょう。